Networking and Content Delivery

AWS Global Accelerator

静的anycast IPとAWSグローバルネットワークで、世界中のユーザーからアプリまでの経路を最適化するサービス。AIP-C01ではD4の性能最適化の文脈で脇役として出ます。

  • C|周辺
  • D4 運用効率と最適化

ひとことで言うと

固定のanycast静的IPを起点に、インターネットではなくAWSのグローバルネットワークを通してユーザーを最寄りの健全なリージョンエンドポイント(ALB・NLB・EC2・EIP)へ導くサービスです。

要するに、専用の高速道路です。一般道(公共インターネット)を通ると渋滞や迂回が起きますが、Global AcceleratorはAWS自前の道路網に乗せてしまうので、経路が安定してレイテンシーも読みやすくなります。

何に使うか

用途使い方
レイテンシー改善グローバルにユーザーがいるGenAIアプリのフロントエンド(ALB配下のAPI Gateway等)への経路をAWSバックボーンに乗せる
即時フェイルオーバーエンドポイントの健全性を常時監視し、不健全になった瞬間にトラフィックを健全なリージョンへ移す(DNSキャッシュの影響を受けないぶんRoute 53より反応が速い)

試験でどう問われるか

主役では出ません。 D4.2(性能最適化)の「グローバルユーザー向けにGenAIアプリのレイテンシーを下げたい」というシナリオで出ます。

問われ方正解に寄る条件引っかけ
グローバルユーザーのレイテンシー改善静的IP・AWSバックボーン経由・秒単位のフェイルオーバーが要る → Global AcceleratorCloudFront(コンテンツキャッシュが主目的で、動的API呼び出しの経路最適化ではない)

取り違えやすいもの

迷う相手切り分けの一言
CloudFrontCloudFrontはコンテンツのキャッシュ(エッジ配信)が主目的。Global Acceleratorはキャッシュせず、動的なAPI呼び出しの経路そのものを最適化する
Route 53レイテンシールーティングRoute 53はDNS応答を変えるだけなので、クライアント側のDNSキャッシュが切れるまで古い経路が残りうる。Global Acceleratorは同じIPのまま裏側の経路を変えるので切り替えが速い

想起チェック

Q1. Route 53のレイテンシールーティングとGlobal Acceleratorの違いを一言で言うと?

Route 53はDNS応答の段階で振り分け先を変える。Global Acceleratorは固定IPのまま裏側の経路(AWSバックボーン)を変える。 後者のほうがフェイルオーバーの反映が速い。

出典(AWS公式)