Networking and Content Delivery

Amazon Route 53

DNS・ドメイン登録・ヘルスチェックのマネージドサービス。AIP-C01ではGenAIアプリ自体の主役にはならず、マルチリージョン構成の入り口として脇役で出ます。

  • C|周辺
  • D1 FM統合・データ・コンプラ
  • D2 実装と統合

ひとことで言うと

ドメイン登録・DNSルーティング・ヘルスチェックを行うマネージドDNSサービスです。

要するに、電話交換手です。ユーザーがドメイン名(電話番号)を呼ぶと、そのときいちばん都合の良い相手(リージョンのエンドポイント)につなぎます。相手が出なければ別の相手にかけ直します(ヘルスチェックによるフェイルオーバー)。

何に使うか

用途使い方
レイテンシールーティング複数リージョンのAPI Gateway/ALBの中から、レスポンスが最速のリージョンにユーザーを振る
フェイルオーバールーティングプライマリリージョンのヘルスチェックが失敗したら、セカンダリリージョンに自動で切り替える
プライベートホストゾーンVPC内部だけで名前解決したいとき(VPCエンドポイント経由でBedrockを呼ぶ構成など)に使う

試験でどう問われるか

主役では出ません。 出るとすれば「複数リージョンにFMエンドポイントを分散させたが、片方が落ちたときにどう切り替えるか」という設問の選択肢の1つとしてです。

問われ方正解に寄る条件引っかけ
リージョン障害時のフェイルオーバーヘルスチェック失敗時にDNS応答を切り替えたい → Route 53フェイルオーバールーティングStep Functionsのサーキットブレーカー(FM呼び出しの失敗率を見る層で、インフラの健全性は見ない)

取り違えやすいもの

迷う相手切り分けの一言
Global AcceleratorRoute 53はDNSレベル(名前解決の段階)で振り分ける。Global Acceleratorはanycast IPでネットワーク経路レベルから振り分ける。切り替え速度と経路の最適化度が違う
Step FunctionsのサーキットブレーカーRoute 53はエンドポイント(インフラ)の健全性を見る。サーキットブレーカーはFM呼び出し自体の失敗率を見てフォールバックする。層が違う

想起チェック

Q1. マルチリージョンのGenAIアプリで、片方のリージョンのAPIが応答しなくなったときにユーザーを自動で他方へ誘導する仕組みは?

Route 53のヘルスチェック+フェイルオーバールーティングポリシーです。ヘルスチェックが不健全と判定した瞬間にDNS応答が切り替わります。

出典(AWS公式)