ひとことで言うと
SFTP・FTPS・FTP・AS2、あるいはブラウザ経由で、S3やEFSに直接ファイルを送受信できるマネージドサーバーです。サーバーインフラを自分で立てる必要はありません。
要するに、受付窓口です。外部の取引先やベンダーは今まで使っていたSFTPクライアントの設定をそのまま使えて、窓口の裏側(S3バケット)が変わったことに気づきません。
何に使うか
| 用途 | 使い方 |
|---|---|
| 外部パートナーの文書受け口 | 既存のSFTPクライアントの設定を変えずに文書をアップロードし続けたいときに使う |
| RAGコーパスへの接続 | アップロード先をS3にしておけば、そのバケットをそのままBedrock Knowledge Basesのデータソースにでき、パートナー側の運用を変えずにRAGコーパスを最新に保てる |
試験でどう問われるか
主役では出ません。 D1.3の周辺で条件が付いたときだけ出ます。
| 問われ方 | 正解に寄る条件 | 引っかけ |
|---|---|---|
| 外部パートナーが既存のFTP/SFTPクライアントのまま文書を送ってくる | 「クライアント側の設定を変えたくない」「プロトコルを維持したい」 → AWS Transfer Family | AWS DataSync(対象がシステム全体の一括バッチ移行ならこちらが正解) |
取り違えやすいもの
| 迷う相手 | 切り分けの一言 |
|---|---|
| AWS DataSync | Transfer Familyは個々のユーザー・パートナーが都度ファイルを送信する窓口。DataSyncは大量データを一括・自動でバッチ転送する用途で、対象がヒトかシステム全体かで分かれる |
想起チェック
Q1. 「取引先が既存のSFTPクライアント設定のまま文書を送り続けたい」という条件で選ぶべきサービスは?
AWS Transfer Familyです。プロトコル(SFTP/FTPS/FTP/AS2)とクライアント側の設定を維持したまま、送信先をS3に切り替えられます。