計算機
同じ期間・同じページ群から、推定収益額とページビュー数を入力します。ページビュー数が0の場合は割り算ができないため、Page RPMは算出しません。
| 入力欄 | 入れる数字 | 例 |
|---|---|---|
| 推定収益額 | 対象ページまたはページ群から得た推定収益 | 600円 |
| ページビュー数 | 同じ対象・期間のページビュー | 10,000回 |
| 結果 | 1,000ページビューあたりの推定収益 | 60円 |
計算式
Page RPMは、推定収益額をページビュー数で割り、1,000を掛けて求めます。実際に1,000ページビュー集まるまで待つ必要はありません。
ページを1,000回見てもらったと仮定したときの収益を出す換算器です。実際のページビューが1,000回未満でも、同じ式でページや期間を比べられます。
式は次のとおりです。
Page RPM = 推定収益額 ÷ ページビュー数 × 1,000
計算例
推定収益額が600円、ページビュー数が10,000回なら、600 ÷ 10,000 × 1,000 = 60 です。Page RPMは60円になります。
| 推定収益額 | ページビュー | 計算 | Page RPM |
|---|---|---|---|
| 600円 | 10,000回 | 600 ÷ 10,000 × 1,000 | 60円 |
| 800円 | 20,000回 | 800 ÷ 20,000 × 1,000 | 40円 |
| 900円 | 10,000回 | 900 ÷ 10,000 × 1,000 | 90円 |
ページビューが増えても収益が同じ割合で増えれば、Page RPMは変わりません。総収益だけでなく、ページビュー1,000回あたりの金額を見たいときに使います。
結果の読み方
Page RPMは、ページビューを推定収益に変える効率を表す値です。総収益の大きさそのものではないため、ページビュー数と一緒に確認します。
| Page RPM | ページビュー | 読み方 | 次に開く場所 |
|---|---|---|---|
| 高い | 少ない | 1回あたりの収益効率は高いが、総収益は小さい可能性がある | 対象ページの流入元とページビュー |
| 低い | 多い | 流入はあるが、ページビューあたりの収益が小さい | ページ別の推定収益と広告表示のレポート |
| 高い | 多い | 規模と効率の両方がある | 高かった期間・ページ群の条件 |
| 低い | 少ない | 数値が少数データに左右されやすい | 期間とページ群の設定 |
「Page RPMが高いから成功」とは決めません。たとえばページビューが少ないページで一時的に高く出た場合は、同じ条件の期間とページ群で再計算します。
Page RPMと似た数字を分ける
Page RPMはページビューを分母にします。広告の表示回数や広告リクエストを分母にするRPMとは、同じ「1,000あたり」でも意味が異なります。
| 数字 | 分母 | 何を比べる数字か |
|---|---|---|
| Page RPM | ページビュー | ページ閲覧を推定収益に変える効率 |
| Ad RPM | 広告インプレッション | 広告表示を収益に変える効率 |
| CPM | 広告の表示回数 | 広告を表示するための費用 |
| 総収益 | なし | 期間や対象から得た金額の合計 |
広告の表示回数をページビュー数に置き換えたり、広告費を推定収益額に置き換えたりしないでください。分母と分子が変わると、別の指標になります。
数字が低いときに、次にやること
まずPage RPM、推定収益、ページビューを同じ期間・同じ対象で並べ、どの数字が動いたかを切り分けます。
| 確認順 | 開く場所 | 操作 |
|---|---|---|
| 1 | AdSenseのレポート | 対象期間を選び、Page RPM・Estimated earnings・Page viewsを表示する |
| 2 | レポート上部の Edit | 指標の一覧で3つの指標を選び、Applyを押す |
| 3 | レポートの分類 | ページやサイトなどの分類を追加し、低いページ群を特定する |
| 4 | 比較期間 | 前期間または前年同期間と比べ、ページビューだけ増えたのか確認する |
| 5 | 対象ページ | 広告配置、端末、流入元の変更日を記録し、変更した箇所を1つに絞る |
ページビューが減って推定収益も減ったなら、収益効率ではなく流入の変化を先に調べます。ページビューが同じなのにPage RPMだけ下がったなら、ページ群・端末・流入元ごとに分けて差が出た場所を確認します。
数字が高いときに、次にやること
高い値を見つけても、すぐに全ページへ広告配置をコピーしません。高かった条件を固定して、同じ条件で再現するかを確認します。
高いPage RPMは、ページビューが少ないことでも起こります。対象ページ、期間、端末、流入元、広告配置の変更日を記録してから、同じ分類のレポートで再確認してください。
AdSenseのレポートで高いページ群を開き、Page viewsとEstimated earningsを並べます。その後、同じ期間の流入元と主要端末を確認し、条件が異なるなら「ページの改善で高くなった」とは判定しません。
注意点
Page RPMは推定収益をもとにした値で、最終的な入金額そのものではありません。また、異なる通貨・期間・ページ群を組み合わせると比較結果が崩れます。
| 落とし穴 | 入れ直す数字・確認する場所 |
|---|---|
| 確定した入金額だと思う | レポートの推定収益として記録し、入金額と分ける |
| 広告インプレッションをページビューに入れる | 同じレポートのページビューを使う |
| 収益とページビューの期間が違う | 日付範囲を同じ期間にそろえる |
| ページビュー0で計算する | ページビューが発生した期間・対象を選ぶ |
| 高いページの条件を全ページへ広げる | ページ群・端末・流入元を分け、変更後の値を追う |
最初に確認する1つ
まずAdSenseのレポートを開き、日付範囲を固定してください。EditからPage RPM・Estimated earnings・Page viewsの3つを選んでApplyを押し、同じ対象の数字をこの計算機へ入力します。計算結果とレポートのPage RPMが違う場合は、期間・ページ群・通貨の順に照合します。
最初にそろえるのは数字より、同じ期間と同じ対象です。そこが一致していれば、計算ミスかレポートの集計範囲かを切り分けられます。