計算機
広告費と表示回数を、同じ期間・同じキャンペーンなど同じ集計単位から入力します。表示回数が0の場合は割り算ができないため、CPMは算出しません。
| 入力欄 | 入れる数字 | 例 |
|---|---|---|
| 広告費 | その表示を得るために使った合計費用 | 30,000円 |
| 表示回数 | 広告が表示された合計回数 | 100,000回 |
| 結果 | 1,000表示あたりの平均費用 | 300円 |
計算式
CPMは、広告費を表示回数で割り、1,000を掛けて求めます。表示回数を1,000回単位に直してから広告費を割る計算と同じです。
広告を1,000回見せるためのチケット代を出す計算です。クリックや購入の料金ではないため、表示回数をクリック数に置き換えないでください。
式は次のとおりです。
CPM = 広告費 ÷ 表示回数 × 1,000
計算例
広告費30,000円で表示回数が100,000回なら、30,000 ÷ 100,000 × 1,000 = 300 です。CPMは300円になります。
| 広告費 | 表示回数 | 計算 | CPM |
|---|---|---|---|
| 30,000円 | 100,000回 | 30,000 ÷ 100,000 × 1,000 | 300円 |
| 30,000円 | 50,000回 | 30,000 ÷ 50,000 × 1,000 | 600円 |
| 45,000円 | 150,000回 | 45,000 ÷ 150,000 × 1,000 | 300円 |
費用が同じで表示回数が半分になると、CPMは2倍です。費用が増えても表示回数が同じ割合で増えれば、CPMは変わりません。
結果の読み方
CPMは、表示を得るための費用効率を表します。露出を主な目的にする広告では比較の中心になりますが、クリックや購入を目的にする広告では、CPMだけで配信の良し悪しを決めません。
| CPMの状態 | 一緒に確認する数字 | 次の操作 |
|---|---|---|
| 低い | CTRと表示回数 | 同じ期間の広告またはキャンペーンで、クリック率と表示量を確認する |
| 高い | CTRとCPC | 広告別に表示回数・クリック数・費用を開き、クリックにつながる表示か確認する |
| 低いが成果が少ない | コンバージョンとCPA | キャンペーンのコンバージョン列と費用を開き、成果1件の費用を確認する |
| 高いが成果が多い | コンバージョンと売上 | 高い表示費用が成果や売上に見合うか、同じ期間で照合する |
「CPMが低いから成功」とは限りません。安い表示がクリックや成果に進んでいるかを、同じ集計単位で見ます。
広告レポートと照合する
計算したCPMと管理画面の値が違うときは、媒体名より先に期間・対象・費用の範囲をそろえます。Google 広告では、キャンペーンや広告グループのレポートで費用・表示回数・平均インプレッション単価を同じ表に出して確認します。
| 確認順 | 開く場所 | 操作 |
|---|---|---|
| 1 | Google 広告のキャンペーン | 日付範囲を計算に使った期間へ変更する |
| 2 | 表示項目 | 「費用」「表示回数」「平均インプレッション単価」を表示する |
| 3 | 対象の行 | キャンペーン、広告グループ、広告のどの単位で計算したかをそろえる |
| 4 | この計算機 | 同じ行の費用と表示回数を入力し、平均CPMと照合する |
上限CPMや入札額は、実際に請求された平均CPMとは別の数字です。計算に使うのは、同じレポート行の実績費用と表示回数です。
注意点
CPMを比べるときは、同じ媒体でも配信目的や表示条件を確認します。視認範囲のインプレッションを対象にする指標は、通常の表示回数を使うCPMと分母の定義が異なる場合があります。
広告費と表示回数の出どころを必ず同じにしてください。1キャンペーンの費用にサイト全体の表示回数を組み合わせたり、期間の違う数字を組み合わせたりすると、そのキャンペーンのCPMにはなりません。
| 入力の間違い | ずれる理由 | 入れ直す数字 |
|---|---|---|
| クリック数を表示回数に入れる | クリックと表示は別の集計値だから | 同じ行の表示回数 |
| 上限CPMを広告費に入れる | 入札額と実績費用は別だから | レポートの費用 |
| 異なる期間の費用と表示回数を組み合わせる | 分子と分母の期間が一致しないから | 同じ日付範囲の2つの値 |
| 表示回数0で計算する | 0では割れないから | 表示が発生した対象・期間を確認する |
最初に確認する1つ
まず、Google 広告の「キャンペーン」で比較したい1行を開き、日付範囲を固定してください。その行の「費用」と「表示回数」を控えてから入力し、表示されたCPMが管理画面の平均インプレッション単価と一致するか確認します。一致しなければ、入力値の対象・期間・集計単位を順に見直します。
最初にそろえるのは計算式ではなく、費用と表示回数の同じ行・同じ期間です。ここがそろえば、差が出たときに丸め表示か集計範囲かを切り分けられます。