計算機

ROI 計算機

売上から対象費用を引いた利益と投資額を入力し、投資に対して利益がどれだけ残ったか(ROI)を算出する計算機です。広告費だけでなく原価や運用費を含めた採算を確認できます。

計算式 利益 ÷ 投資額 × 100

計算機

利益と投資額を、同じ期間・同じ施策など同じ集計単位から入力します。投資額が0円の場合は割り算ができないため、ROIは算出しません。利益は売上から対象費用を引いた後の金額です。

入力欄入れる数字例
利益売上から対象費用を引いた金額100,000円
投資額その利益を得るために投じた合計費用400,000円
結果投資額に対する利益の割合25%

計算式

ROIは、利益を投資額で割り、100を掛けて百分率にします。Google 広告ヘルプの用語集では利益総額を合計費用で割る値と説明されており、広告費だけでなく、目的に応じた費用の範囲を先に決める必要があります。

使った100円のうち、利益として何円残ったかを割合で見る計算です。25%なら、400円の投資に対して100円の利益が残っています。

式は次のとおりです。

ROI = 利益 ÷ 投資額 × 100

利益は次のように作ります。

利益 = 売上 − 対象費用

計算例

売上500,000円、商品原価250,000円、広告費・運用費150,000円なら、利益は100,000円です。投資額を原価と広告費・運用費の合計400,000円とすると、ROIは25%になります。

売上対象費用利益投資額ROI
500,000円400,000円100,000円400,000円25%
500,000円450,000円50,000円450,000円約11.1%
500,000円550,000円-50,000円550,000円約-9.1%

利益を売上に置き換え、広告費だけで割る計算はROIではありません。それは広告費に対する売上の比率であるROASです。

結果の読み方

ROIは、設定した投資額に対して利益がどれだけ残ったかを示します。0%は利益が0円という意味で、100%は投資額と同額の利益が残った状態です。

計算結果数字の意味次に開く場所
0%未満対象費用を利益で回収できていない売上・原価・費用の内訳表を開き、想定との差が大きい行を見る
0%売上から対象費用を引くと利益が残らない投資額に含めた費用項目を開き、漏れや重複を確認する
25%投資額400,000円なら利益100,000円商品別・施策別の利益表を開き、同じ条件の行と比較する
100%以上投資額と同額以上の利益が残っている集計期間と件数を開き、少数の成果に偏っていないか確認する

費用の範囲を決める

ROIは分母に何を含めるかで変わります。施策同士を比較する場合は、原価、広告費、外注費、ツール費などを同じルールで集計します。

見たい判断投資額に含める候補確認する表
商品の採算商品原価、決済手数料、配送費商品・注文レポート
広告施策の採算広告費、施策に直接ひもづく運用費広告管理画面と費用集計表
事業全体の採算人件費、固定費、ツール費を含む費用収益・会計の集計表

Google 広告ヘルプの計算例でも、広告費にビジネスの経費を加えた合計費用を使っています。どの範囲を採用したかは、計算結果と一緒に列名へ残します。

数字が合わないときに、次にやること

計算結果とレポートのROIが違うときは、式より先に期間と費用範囲をそろえます。

確認順開く場所操作
1売上・注文レポート日付範囲を計算に使った期間へ固定し、売上を控える
2商品・費用の集計表原価、広告費、外注費、手数料の対象項目を確認する
3施策別・商品別の表ROIを出したい1行の売上と費用だけを選ぶ
4この計算機売上から対象費用を引いた利益と、同じ費用の投資額を入力する
5比較表期間、費用項目、件数を添えてレポートの値と照合する

期間が違う売上と費用を組み合わせたり、全体の売上に1キャンペーンの費用を組み合わせたりすると、計算機の誤りではなく入力範囲の不一致で数字がずれます。

注意点

ROIが高い行を見つけても、すぐに予算を増やす判定にはしません。利益の額、注文数、集計期間を同じ表で確認し、少数の成果だけで高く見えていないかを切り分けます。

入力の間違いずれる理由入れ直す数字
売上を利益に入れる原価や費用を差し引いていない売上から対象費用を引いた利益
広告費だけを投資額にする原価や運用費を含む比較と条件が変わる比較対象で決めた費用の合計
ROASをROIとして入力する売上ベースと利益ベースは別の指標利益と投資額
異なる期間を組み合わせる分子と分母の集計単位が一致しない同じ日付範囲の2つの値
投資額0円で計算する0では割れない対象期間・施策の費用を確認する

最初に確認する1つ

まず、売上・注文レポートと費用の集計表を同じ期間で開きます。比較したい1行の売上、対象費用、投資額を控え、利益を作ってからこの計算機へ入力してください。結果がレポートと違う場合は、費用項目、期間、集計単位の順に照合します。

最初に入力するのはROIではなく、利益の内訳です。売上から何を引いた数字なのかが残っていれば、翌月に同じ条件で計算し直せます。

一次情報

普遍的な内容なので、定期の見直し対象にしていません。