計算機
表示回数とクリック数を入力し、クリック数を表示回数で割って100を掛けます。入力する数字は、同じ期間・同じ対象のレポートからそろえてください。
| 入力欄 | 入れる数字 | 例 |
|---|---|---|
| 表示回数 | 検索結果や広告が表示された回数 | 2,500 |
| クリック数 | その表示から発生したクリック数 | 75 |
| 結果 | クリック率(CTR) | 3% |
計算式
CTRは、クリック数を表示回数で割り、100を掛けて百分率にします。表示回数が0の場合は割り算ができないため、CTRは算出しません。
表示回数を店の前を通った人数、クリック数を店に入った人数と考えます。CTRは、通行人のうち何人が入店したかの割合です。通行人の数と入店者の数を同じ期間で数える必要があります。
計算例
表示回数が2,500回、クリック数が75回なら、75 ÷ 2,500 × 100 = 3 です。CTRは3%になります。
| 表示回数 | クリック数 | 計算 | CTR |
|---|---|---|---|
| 2,500 | 75 | 75 ÷ 2,500 × 100 | 3% |
| 10,000 | 80 | 80 ÷ 10,000 × 100 | 0.8% |
クリック数だけなら80回の行が多く見えますが、表示に対する割合は0.8%です。2つのページや広告を比べるときは、クリック数とCTRを並べて確認します。
結果の読み方
CTRは、表示された人のうちクリックした人の割合です。順位、表示回数、広告費、掲載場所が違う数字を、CTRだけで優劣付けしないでください。
| 計算結果 | まず確認すること | 次の操作 |
|---|---|---|
| 高いCTR・少ない表示回数 | 対象の検索語や配信先が狭くないか | レポートを検索語・広告グループ単位に分ける |
| 低いCTR・多い表示回数 | 検索語とタイトル、または広告文が合っているか | 表示回数の多い行を開き、見出しや広告文を照合する |
| CTR低下・順位や配信条件は同じ | 検索結果や広告枠の見え方が変わっていないか | 実際の検索結果、または広告プレビューを確認する |
レポートとの照合
計算した値が管理画面の値と違うときは、丸め表示、期間、対象、集計方法の順に確認します。Search Consoleでは検索パフォーマンスの「クリック数」「表示回数」「平均CTR」を同じレポートで確認できます。広告では、クリック率の列を表示し、同じキャンペーン・期間のクリック数と表示回数を使います。
| 確認順 | 開く場所 | 操作 |
|---|---|---|
| 1 | Search Console の検索パフォーマンス | 期間を指定し、「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」を表示する |
| 2 | Search Console のクエリまたはページ | 比較したい行を1つ選び、その行のクリック数と表示回数を控える |
| 3 | Google 広告のキャンペーンまたは広告グループ | 期間をそろえ、「表示回数」「クリック数」「クリック率」を表示する |
| 4 | この計算機 | 控えた同じ行の数字を入力し、管理画面のCTRと差を確認する |
注意点
SEO、検索広告、ディスプレイ広告、SNSのCTRを、同じ基準で比較しないでください。表示回数が何を意味するか、対象となるユーザー、集計条件が異なります。比較するときは同じサービス内で、同じ期間・対象・集計単位にそろえます。
| 間違えやすい入力 | なぜずれるか | 入れ直す数字 |
|---|---|---|
| セッション数を表示回数に入れる | セッションは訪問の単位で、表示回数ではない | レポートの表示回数 |
| サイト全体のクリック数と1ページの表示回数を組み合わせる | 分子と分母の対象が違う | 同じページ、同じ期間の2つの値 |
| 今日のクリック数と先月の表示回数を組み合わせる | 期間が違う | 同じ期間のクリック数と表示回数 |
| 小数点以下を毎回切り捨てる | 丸め誤差が積み重なる | 最後の結果だけ表示単位に丸める |
最初に確認する1つ
まず、使っているレポートで比較対象の1行を開き、期間をそろえたうえで「表示回数」と「クリック数」を控えてください。その2つをこの計算機に入力し、結果が管理画面のCTRと一致するかを確認します。一致しなければ、入力値の対象と期間を再確認します。
最初にそろえるのは、計算式ではなく分子と分母の出どころです。同じ行・同じ期間の数字なら、計算結果が何を表すかを追跡できます。